小樽雪あかりの路(北海道)

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小樽雪あかりの路(おたるゆきあかりのみち)は、毎年2月に、北海道小樽市で開催されている『雪とろうそくの祭典』。

☆ホームページ
小樽雪あかりの路公式HP

【日時】

例年2月初旬~中旬(10日程)

【場所】
メイン会場は、『小樽運河』と、『旧国鉄手宮線跡地』。
・小樽運河…小樽駅から東に600m。
・旧国鉄手宮線跡地…小樽駅から東に400m(小樽駅と小樽運河の間)

その他、市内各地(駅、商店街、通り)で行われています。


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【概要】
小樽雪あかりの路は、キャンドルの灯火が、古い街並みを優しく照らす幻想的なイベント。
例年2月に行われ、数十万人が訪れる。

小樽黄金時代の歴史的建造物を、無数のキャンドルが照らします。

中でも、小樽運河の水面に、多数の浮き玉キャンドルの灯火が光り輝く景色は、必見。

主催は、小樽雪あかりの路実行委員会

<小樽>
小樽は、札幌の北に位置する、港湾都市。

明治以降、『ニシン漁』、『ロシアとの交易』、『石炭の積み出し港』として発展。
明治の終わりから昭和の始めまでは、北海道経済の中心。
『北のウォール街』と呼ばれた程、栄えた。

その当時の(小樽黄金時代ともいう)歴史的建造物が多数、残されており、情緒のある景観を作っています。

ガラスの街としても、有名。

小樽のガラスは、明治時代に、石油ランプと、ニシン漁に使う『ガラス製浮き玉(ブイ)』の生産から始まりました。
近年は、ガラス工芸品に、生産を移行。
現在、市内には、多数のガラスの店があります。

<小樽運河>
小樽観光の中心『小樽運河』は、1923年に完成した『埋立て式運河』。
小樽黄金時代の物流を支えた運河です。

近年、散策路やガス灯が整備され、北海道を代表する観光スポットに生まれ変わりました。

<旧国鉄手宮線跡地>
旧国鉄手宮線の廃線跡。
明治13年、『小樽市手宮』と『札幌』の間に造られた幌内鉄道の一部。
(幌内鉄道は、日本で3番目に古い鉄道。一番古いのは新橋ー横浜間。2番目が神戸ー京都間)

石炭を運ぶために造られた鉄道で、小樽黄金時代を支えました。
しかし、1985年、手宮ー南小樽間(手宮線)が廃線に。

現在、この廃線跡の一部が、オープンスペースとなっています。
(500mの散策路や広場などに)

(協力:Qnewニュース

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