インクライン

トップページへ><京都トップへ

東山・蹴上にある、傾斜鉄道の廃線跡地。
廃線跡が、桜(ソメイヨシノ)の名所となっています。





















【見頃】
平年は3月下旬~4月上旬。
(気象庁発表の京都の桜開花とほぼ同じ)

【場所】
東山区の北東部『蹴上 (けあげ)』


大きな地図で見る

【歴史】
インクラインを直訳すると、『傾斜鉄道』。
産業用のケーブルカーです。

明治時代、琵琶湖の水を、京都へ運ぶため、水路(疏水)が造られました。
灌漑、上水道、水運、水車の動力を、目的に。

この疎水には落差があり、船は、そのままでは通過できません。
そこで導入されたのが、『インクライン』です。
船を、線路上の台車に載せて、移動させる方法が。

明治の中頃から、昭和の始めまで、利用されました。
その後、物資の輸送は、鉄道、トラックに。

インクラインの廃線跡が、蹴上に残されています。

【概要】
廃線跡の両サイドに、ソメイヨシノが。
立派な、大きな木が多く、桜の名所となっています。

廃線跡と錆びれた景観と、そこに咲き誇るソメイヨシノの大木。
鉄道ファンには、たまらない風景です。

ただ、桜以外の木々も多く…。
ある意味、京都らしく無い場所でもあります。

個人的には、好きな場所ですが…。

*廃線跡ですので、小石ばかりで歩きにくい所です。
(歩きやすい靴で)

蹴上から見たインクライン





















このように船を載せ、運搬していました。



















船を載せた台車








































































(協力:くにゅーニュース

トップページへ><京都トップへ